エシクル for SDGsとは
自然環境、貧困、不平等などさまざまな社会課題の解決のために、世界共通の目標として掲げられたSDGs(持続可能な開発目標)。
今や、永続的に選ばれる企業として発展し続けるためには、 SDGsを意識した企業経営が不可欠となりました。
日本には古くから3方よし(自分良し・相手良し・社会良し)の考え方があり、
社会や環境とのつながりを強く意識して経営されている素晴らしい企業があります。
また、顧客のために日々努力を重ねる企業の中には、
アイデア次第で顧客のみならず社会や環境のためにも利活用できる経営資源を有している企業もあります。
地域に目を向ければ、熱い情熱で地域課題の解決や地域活性に奮闘されている方々もいます。
J&J事業創造では、そのような方々のキラリと光るエシカルな活動を掛け合わせることで
SDGs達成に向けた新たな価値の創造や価値の拡大に挑戦したいと「エシクル for SDGs」を立ち上げました。
上記4つの頭文字を取ってエシクル(ESYCL) for SDGsと名付けました
SDGsとは、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標であり、17項目にわたるゴールを掲げています。
その中でエシクルでは、17「パートナーシップで目標を達成しよう」を事業の核とし、
SDGsを推進する仲間を増やしながら、さまざまな活動を展開していきます。
第1弾プロジェクト
オフィスの使用済コピー用紙をアート作品へ
エシクルの第1弾プロジェクトは、オフィスで身近な使用済コピー用紙に着目しました。
共創パートナーとして、オフィス古紙の再生やアップサイクルに取り組む山陽製紙様(大阪府泉南市)と、紙と糸を使って手作りのモビールの製作に取り組むマニュモビールズ様(愛知県名古屋市)が参加。2社のエシカルな活動を掛け合わせ、山陽製紙様がリサイクルした再生紙を、 マニュモビールズ様が福祉作業施設と一緒に手作りのアート作品(モビール)へと生まれ変わらせています。
モビールは、地球・平和・自然・調和などSDGsをテーマに表現し、デザインからもSDGsの理解促進を図っていきます。
プロジェクトに共感いただいた企業や個人の方には共創サポーターとしてご参加いただき、売上の一部を活用し、SDGsワークショップなどの開催につなげていきます。使用済コピー用紙の回収という身近な活動がきっかけとなり、森林保護、CO₂排出削減、障害者雇用、教育機会の創出、SDGsの理解促進にも広がっていく循環のプロジェクトを目指します。
共創パートナーと共創サポーターがエシカルな活動を通じて、ともにSDGs促進を図っていきます。
使用しているのは再生紙と糸のみ。SDGsをテーマに「地球、平和、自然、環境と人類との調和、産業と技術、陸の豊かさ、海の豊かさ」を表現した完全オリジナルの作品です。再生紙の風合いを残した無地のモビールですので、手にされた方がクレヨンや色鉛筆などで色付けをしてもお楽しみいただけます。
共創パ―トナーのご紹介
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山陽製紙株式会社様
大阪府泉南市
https://www.sanyo-paper.co.jp/
「私たちは紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します。」を経営理念に、大量生産大量消費という紙の消費習慣の見直し、再生可能エネルギーの使用や活性炭ろ過方式排水処理施設を導入するなど、サスティナブル社会の実現に向け挑戦されています。特に、古紙をリサイクル、アップサイクルする「PELP!」や紙の再生を環境貢献指標として可視化した「カミトレ」は、資源の川上から川下まで意識をすることができる素晴らしいサービスです。
2013年 第一回グッドライフワード「環境と企業」特別賞、2019年 環境コミュニケーション大賞2018 優秀賞、環境人づくり企業大賞2018 環境大臣賞など数多くの賞を受賞されています。 - インタビュー詳細はこちらから
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マニュモビールズ様
愛知県名古屋市
「消費されていくものではなく ずっと愛され続けるものを」という理念のもと、ほぼ全工程を人の手(マニュ)で製作されており、優しさと温かみに溢れたデザイン性の高いモビールは、百貨店やセレクトショップでも人気の商品となっています。また、モビールを通じて経済、文化、社会への良い循環をつくることを目指し、現在4つの福祉作業施設様とも連携しています。繊細な作業を得意とする障がい者の能力を理解し、モビール製作で必要とされる丁寧に紙を貼り合わせる技術にその能力を生かしている点や、いきいきと働く福祉作業施設の方々の姿には感心させられます。
2017年 福祉を通じて社会のはたらき方をデザインする取り組み「Good Job! Award2017」に入選されています。 - インタビュー詳細はこちらから
エシクル for SDGsへ参加を
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共創パ―トナーとして参加
企業や個人、団体が独自に取り組んでいるエシカルな活動や経営資源。それらを掛け合わせることで、新たな価値創造の可能性が広がり、SDGsへの貢献につながります。みなさまもエシクル for SDGsへ共創パートナーとして参加しませんか。
違う視点から光をあてることで、日頃の活動が新たな価値を持ち、次の展開につながることもあり得ます。ぜひ、みなさまの取り組みをお教えください。 -
共創サポーターとして参加
エシクル for SDGsは、プロジェクトに共感いただいた企業や個人、団体に共創サポーターとして参加いただくことができます。プロジェクトへのご支援は、社内のSDGs理解促進、実践機会の創出、さまざまなSDGs項目への貢献、企業イメージの向上、ESG投資の促進、ビジネス機会の創出と多くのメリットにつながります。ぜひご支援をお願いいたします。
支援内容については、お気軽にお問い合わせください。
個人の方にはクラウドファンディングを通じたご支援をお願いしています。
回収された紙に新たな命を吹き込んだアート作品をご自宅に飾ることで、SDGsに参加し、
さらに理解を深めるきっかけにしていただければと思います。